「投資家第一」の業務運営方針の取組状況
<<取組状況: 2020年3月31日現在>>
1.「投資家第一」や「長期・分散・積立投資の推奨」等の立場からの情報発信
弊社及び米国Morningstarは、業界全体としてフィデューシャリー・デューティーの実現への貢献や、個人投資家の皆様の長期的な資産形成への貢献を目指して、「投資家第一やフィデューシャリー・デューティーを重視する立場」や「長期・分散・積立投資を推奨する立場」に立って、論文発表、雑誌等への寄稿、講演会・セミナー・勉強会等の実施等、様々な情報発信を行なっています。
(1) 論文等の例
発表年 | タイトル | 筆者 |
2019 | 日本人の金融リテラシーはそれほど低くない!? | 山口勝業 |
2019 | 家計のリスク性金融資産保有の日米格差 ~年収別階層の保有シェア推計~ |
山口勝業 |
2018 | Risk Aversion and Risk Capacity among Japanese Households Financial Assets: An Empirical Evidence from National Survey | 山口勝業 |
2018 | 定量的パフォーマンス評価の意義 | 小松原宰明、服部陽一 |
2017 | 日本人の金融リテラシーはなぜ低いのか? | 山口勝業 |
2017 | Dynamics of integration in East Asian equity markets | 小松原宰明、沖本竜義、辰巳憲一 |
2017 | Safe Withdrawal Rates for Japanese Retirees Today | David Blanchett, 山口勝業 |
2017 | 長期経済循環の下での株式リスクプレミアムと資産配分 | 山口勝業 |
2016 | 我が国家計の金融資産におけるリスク許容度 | 山口勝業 |
2015 | 日本株式のサイズ・プレミアム | 山口勝業、小松原宰明 |
2014 | ファンドマネジャーの気合いは有効か? アクティブ・ウェイトの説明力 |
小松原宰明、朱永洙 |
2012 | 日本における年齢階層別リスク資産配分比率に関する分析 | 元利大輔 |
2011 | 人口オーナスの下での株式投資 | 山口勝業 |
2010 | 時価総額分位別等金額ポートフォリオによるサイズ・プレミアム推計 | 山口勝業、小松原宰明 |
2009 | The History and Economics of Stock Market Crashes | Paul Kaplan, 山口勝業他 |
2009 | 株式リスクプレミアムの”長期期待の状態” | 山口勝業 |
2009 | 時系列分析からみた株式投資 | 山口勝業 |
2008 | ポリシー・アセットアロケーションの説明力 | 小松原宰明 |
2007 | 「適合性の原則」:実務上の課題とその解決策 | 山口勝業 |
2006 | 人的資本に基づいた資産配分と生命保険の意思決定 | Peng Chen, Roger G. Ibbotson, Moshe A. Milevsky, Kevin X. Zhu, (訳)元利大輔 |
2005 | わが国産業の株式期待リターンのサプライサイド推計 | 山口勝業 |
2005 | 年金運用におけるダウンサイド・リスク最小化のための最適アセット・アロケーション | 山口勝業、小松原宰明 |
2004 | 債券の期待リターンの推計 実証分析と将来シミュレーション |
小松原宰明 |
2003 | スタイル・インデックスのスタイル分析 業種要因とスタイル固有要因の日米比較 |
山口勝業、小松原宰明 |
2003 | 行動ファイナンスの社会心理学的基礎 | 山口勝業 |
2003 | 日本の株式リスク・プレミアム | 山口勝業、金崎芳輔、真壁昭夫、 小松原宰明 |
2000 | アセット・アロケーション・ポリシーはどれだけパフォーマンスを説明できるか – 40、90あるいは100%か? |
Roger G. Ibbotson and Paul D. Kaplan |
(2) 講演会・セミナー・勉強会等の例
実施年 | タイトル | 実施者 | 対象属性 |
2020 | 投資の極意(長期・積立・分散投資の重要性) | 小松原宰明 | 顧客(生保) |
2020 | 投資の極意(長期・積立・分散投資の重要性) | 小松原宰明 | 顧客(証券) |
2019 | 日本人の金融リテラシーはそれほど低くない!? | 山口勝業 | 行動経済学会 |
2019 | 家計のリスク性金融資産保有の日米格差 ~年収階層別の保有シェア推計~ |
山口勝業 |
日本ファイナンス学会・日本CFA協会・ |
2019 | パネルディスカッション 金融リテラシー向上への提言とアクションプラン |
山口勝業 | 日本CFA協会 Japan Investment Conference 2019 |
2019 | 投資信託の特徴、国際分散投資の魅力 | 小松原宰明 | 顧客(生保) |
2019 | アセット・アロケーション(基本編、実務編) | 小松原宰明 | 運用機関、金融機関、年金基金 |
2019 | ファンド・アロケーション(基本編、実務編) | 小松原宰明 | 運用機関、金融機関、年金基金 |
2019 | 有志による個人投資家勉強会 「スチュワードシップ、企業価値向上と投資信託の関係をおさらい」 | 島田知保 | 個人投資家 |
2019 | 日本証券アナリスト協会主催「シニア・プライベートバンカーの夕べ」基調講演 「 長寿の不安に寄り添う投資信託」 - 資産形成から資産寿命の延伸・取り崩しまで - |
島田知保 | シニア・プライベートバンカー資格保有者 |
2019 | Morningstar Direct Forum 外側から見た投資信託運用会社にとっての「顧客本位の業務運営」 | 島田知保 | Direct顧客(運用会社) |
2018 | 金融庁主催「つみたてNISAフェスティバル」パネルディスカッション ~金融業界に迫りくるIT化の波~ (パネリスト) | 島田知保 | 個人(投資家や預金者) |
2018 | フィデューシャリー・デューティー強化によって 投資信託の変わったところ、変わらないところ |
島田知保 | 地域FP Study Group |
2018 | 少しでも早く、できるだけ長く。負けにくい投資で資産を作ろう2018 ~サラリーマンに向いているお金のため方、賢い投資信託の選び方、使い方~ | 島田知保 | 企業労働組合(組合員とその家族) |
2018 | I-OWAマンスリーセミナー 最近の投資信託事情 ~投信受難の時代 – 何を作り、誰に、どう売るべきか~ | 島田知保 | FP、記者、運用、一般 |
2018 | 金融庁主催 つみたてNISA Meetup 長期分散投資と顧客本位の業務運営 | 島田知保 | 広島、沖縄、大阪証券取引所、近畿財務局 |
2018 | 事前によいファンドを見つけられるか? | 小松原宰明 | 運用機関、金融機関、年金基金 |
2016-2019 | 一橋大学大学院「経営における職業倫理」講義 | 山口勝業 | 社会人大学院生 |
2016-2018 | 日本CFA協会「職業倫理」出張講義(早稲田/青山学院/筑波大学 | 山口勝業 | 社会人大学院生 |
2017 | 運用期間の管理・評価 | 小松原宰明 | 企業年金基金 |
2017 | 資産管理型営業のポイント | 小松原宰明 | 顧客(多種多様) |
2017 | 金融庁主催「つみたてNISAフェスティバル」パネルディスカッション「つみたてNISAから考える日本の投資信託」 (モデレーター) | 島田知保 | 個人(投資家や預金者) |
2016 | 投資の基本鉄則 ~長期分散投資の重要性~ | 小松原宰明 | 顧客(多種多様)、個人投資家 |
2016 | 良質なロボ・アドバイザーと アセット・アロケーション ~豊かな社会の実現のために~ | 小松原宰明 | 顧客(多種多様) |
2015 | 資産運用と投資信託:知っておきたい誤解と現状(消費者協会主催) | 島田知保 | 消費生活アドバイザー |
2014 | 誰も教えてくれない「資産形成」の王道 | 島田知保 | 顧客(銀行) |
2013 | 分散投資と長期投資 | 小松原宰明 | 顧客(事業者) |
2011 | アセット・アロケーションの重要性 | 小松原宰明 | 顧客(多種多様) |
2010 | 投資信託を販売する上でのポートフォリオ理論の基礎 | 小松原宰明 | 顧客(事業者) |
2010 | 確定拠出年金における運用商品の役割と評価方法 | 小松原宰明 | 顧客(公的) |
2009 | 長期分散投資の時代は終わったのか | 小松原宰明 | 顧客(証券) |
2009 | 不安からはじめない はじめての投資信託入門 (投資信託協会主催) | 島田知保 | 個人(投資家や預金者) |
2006-2008 | アセットアロケーションの必要性と長期投資の有効性 | 小松原宰明 | 顧客(多種多様) |
2005 | 人生設計とアセット・アロケーション | Roger G. Ibbotson, 山口勝業 | 顧客(生保), 協会 |
2002 | 戦略的アセット・アロケーションのデータ処理と基本的考え方 | 山口勝業・小松原宰明 | 顧客(公的) |
2002 | アセット・アロケーションと最適ファンド・ミックス | 山口勝業 | 顧客(証券) |
(3) 寄稿等の例
発表年 | タイトル | 筆者等 | 寄稿先等 |
2020 | 誌上座談会 “投資信託”による資産運用拡大に向けて担う役割 ―アドバイス、運用、販売― | 島田知保 | 日本証券アナリスト協会 機関誌 |
2020 | ゼロコスト時代の投信との付き合い方 アドバイザーは“本当の顧客本位”が試される |
島田知保 | ファイナンシャル・アドバイザー夏号 |
2020 | 資産運用のための行動経済学(5):長期積立投資で固定型とTDFのバランス戦略をシミュレーション比較 | 山口勝業 小松原宰明 |
投資信託事情 2020年4月号 |
2020 | 資産運用のための行動経済学(4):我が国のDC でも離陸しつつあるターゲット・デート・ファンド | 山口勝業 | 投資信託事情 2020年3月号 |
2020 | 資産運用のための行動経済学(3):確定拠出年金はTDFを指定運用方法に | 山口勝業 | 投資信託事情 2020年2月号 |
2020 | 資産運用のための行動経済学(2)②現在バイアスをもたらす双曲割引 | 山口勝業 | 投資信託事情 2020年1月号 |
2020 | 資産運用のための行動経済学(2)①「現在バイアス」の落とし穴にハマらないために | Sarah Newcomb (山口訳) |
投資信託事情 2020年1月号 |
2020 | 投資を始めた後に行うリバランスとリアロケーションとは? | 小松原宰明 | 「くらし塾 きんゆう塾」日銀 金融広報中央委員会 2020.01 |
2019 | 資産運用のための行動経済学(1):近視眼的損失回避な人のためのポートフォリオ選択 | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年12月号 |
2019 | 金融リテラシーの誤解(3):資産運用の経験の有無で違う金融リテラシーと行動バイアス | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年11月号 |
2019 | 金融リテラシーの誤解(2):金融リテラシー向上への提言とアクションプラン | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年10月号 |
2019 | 金融リテラシーの誤解(1):日本人の金融リテラシーは実はそれほど低くない!? | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年9月号 |
2019 | 個別株に投資をしてみたい! 選び方と下落時の注意点 | 小松原宰明 | 日経ARIA 2019.09.03 |
2019 | 金融機関は顧客に寄り添い、自助による資産形成へのサポートが重要 | 島田知保 | 金融財政事情 8月19日号 |
2019 | 金融プロフェッショナルのための職業倫理(2):資産運用業界に求められる職業倫理 | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年8月号 |
2019 | 金融プロフェッショナルのための職業倫理(1):資本主義における職業倫理の起源 | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年7月号 |
2019 | 40歳からの投資 「下落」はどこまでガマンすべきか | 小松原宰明 | 日経ARIA 2019.07.12 |
2019 | 投資ビジネスに求められる人材:「信頼」がこれからの投信窓販で競争力になる | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年6月号 |
2019 | 月4万円の積み立てで20年後に1500万円にする方法 | 小松原宰明 | 日経ARIA 2019.06.21 |
2019 | アセット・マネジメントに求められる人材:資産運用ビジネスには文系・理系、両方のセンスが必要 | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年5月号 |
2019 | どれがもうかる? と予想するのはプロでも至難のワザ | 小松原宰明 | 日経ARIA 2019.05.17 |
2019 | 投資信託の不都合な真実~上がる投信を事前に当てられるか? | 小松原宰明 | 日経CNBC 夜エキスプレス |
2019 | 投資信託のKPI開示!押さえておきたい共通KPIの捉え方~KPIから顧客本位の、何がわかるのか~ | 島田知保 | 近代セールス 3月15日号 |
2019 | 40代でも遅くない 老後に月10万円の運用利益を得るには | 小松原宰明 | 日経ARIA 2019.04.15 |
2019 | 大型株アクティブ・ファンドは低コストならパッシブに勝てる | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年3月号 |
2019 | ARIA世代が投資を始める前にすべきたった一つのこと | 小松原宰明 | 日経ARIA 2019.02.18 |
2019 | DC年金では退職時期が近づくと株式比率を下げて防衛すべし | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年2月号 |
2019 | 家計金融資産に占める投信保有比率の日米格差 | 山口勝業 | 投資信託事情 2019年1月号 |
2018 | 米国ではDC年金で拡大するターゲット・デート・ファンドが1兆ドルを突破 | 山口勝業 | 投資信託事情 2018年12月号 |
2018 | フィデューシャリー・デューティーの経済学⑥ 営業姿勢が大きく影響するインベスター・リターン |
山口勝業 |
投資信託事情 |
2018 | フィデューシャリー・デューティー強化によって、個人投資家の行動の変わったこと、変わらないこと | 島田知保 | 資産倍増プロジェクト Webサイト |
2018 | フィデューシャリー・デューティーの経済学⑤ 投資信託のKPIはインベスター・リターンで評価するべし |
山口勝業 | 投資信託事情 2018年10月号 |
2018 | フィデューシャリー・デューティーの経済学④ 情報の非対称性を解消するアドバイザーの役割 |
山口勝業 | 投資信託事情 2018年9月号 |
2018 | 単位型投信の見直し。~販売の論理で設定、繰上償還をするのではなく、単位型である必要のある投信をしっかり伝える~ | 島田知保 | 近代セールス 9月1日号 |
2018 | フィデューシャリー・デューティーの経済学③ 投資信託は松・竹・梅のサービスの違いで価格差別すべし |
山口勝業 | 投資信託事情 2018年8月号 |
2018 | フィデューシャリー・デューティーの経済学② 顧客満足度はおカネだけでは測れない |
山口勝業 | 投資信託事情 2018年7月号 |
2018 | フィデューシャリー・デューティーの経済学① 「顧客本位の業務運営」にみる日米の現状と課題 |
山口勝業 | 投資信託事情 2018年6月号 |
2018 | 古典・古文に学ぶ分散投資の知恵 | 山口勝業 | セゾン投信 News Letter 2018年6月号 |
2018 | 広義のフィデューシャリーとして責任を問われる企業年金 | 島田知保 | 月間企業年金 |
2017 | 老後の生活を維持する安全引き出し率は何パーセントか? | 山口勝業 | 投資信託事情 |
2017 | 解決されていない課題~意図は望ましいものの、退職制度は女性特有のニーズに応えていない | Sue Watt (翻訳 山口勝業) |
投資信託事情 |
2017 | 定年を迎えた高校同期会の話題は「老後の資産運用」~3つのリスクを意識して対処を考える | 山口勝業 | 投資信託事情 |
2017 | 「専業主婦」の老後の準備にiDecoは有効か? | 山口勝業 | 投資信託事情 |
2016 | 我が国家系の金融資産でのリスク許容度 | 山口勝業 | 投資信託事情 |
2016 | 日本人の金融リテラシーは低いのか? | 山口勝業 | 投資信託事情 |
2016 | コストが高いアクティブ・ファンドはパッシブ・ファンドに勝てない | 山口勝業 | 投資信託事情 |
2016 | 米国労働省発 フィデューシャリー・デューティ規範の衝撃 | 山口勝業 | 投資信託事情 |
2014 | 安く買って高く売る」は困難 時間を味方に付けよ | 小松原宰明 | 日経電子版 |
2014 | NISAの現状と課題(インタビュー) | 島田知保 | FPジャーナル |
2013 | データで予習するNISA①~⑫ | 元利大輔 高橋祐規 前山祐亮 小松原宰明 |
投資信託事情 |
2013 | 投資信託:リスクに見合ったリターンで、保有コストが低い商品を選ぶ | 島田知保 | 週間ダイヤモンド |
2010-2011 | カリスマの教室 最強のポートフォリオ作り | 小松原宰明 | 日経マネー |
2010 | 投資信託の選び方、買い方のコツ (インタビュー) | 島田知保 | 朝日新聞どらく |
2009 | リスクに負けない運用法 (上)価格変動リスク 標準偏差で予測 (中)ポートフォリオ見直し 標準偏差を尺度に (下)投資効率アップ 決めては資産組み換え |
小松原宰明 | 日経ビジネス |
2009 | 投資家の「人的資本(収入構造)」を考慮した資産配分の考え方 | 小松原宰明 | 日経ヴェリタス |
2008 | 金融危機の先を見据えた分散投資と長期投資 | 小松原宰明 | 投資信託事情 |
2008-2013 | ランキングで読み解く投信 | 島田知保 | 読売オンライン |
2007 | 資産分散投資のススメ | 小松原宰明 | 投資信託事情 |
2. 個人投資家が理解しやすい用語や表現による情報発信
読者である個人投資家が、事実やリスク等について正しく理解できるよう、特に証券投資分野の専門用語や独特の概念について、グラフや図表等も活用して、分かりやすく誤解しにくい表現や説明を行なうよう、特に注意して文章や資料を作成しています。