マネジャー(ファンド)・リサーチ
モーニングスターでは、創業以来、独立かつ中立の立場から投資家のために評価・分析を行っています。長年、投資家のファンド選定の第一歩として用いられる、ファンドの過去のリスク調整後リターンの相対比較に基づく「モーニングスター・レーティング」に加え、ファンドの将来見通しの分析に基づく「モーニングスター・メダリスト・レーティング」、またサステイナリティクスのESGリスク評価を活用した「モーニングスター・サステナビリティ・レーティング」など、複数の視点からのファンド評価を行っています。
メダリスト・レーティングでのファンドの運用戦略の評価は、日本を含む世界各地に展開する100名超のアナリストが、運用担当者、運用プロセス、運用会社の3つの評価軸を十分に検討し、各運用戦略の評価軸ごとに確信度を決定します。その後、アクティブ、パッシブごとに評価軸の重みづけを分け、運用費用を考慮した後に、最終的なレーティングを決定します。アナリストが直接カバーしていないファンドについては、同一運用戦略を持つ海外の姉妹ファンドなどがアナリストの評価を受けているケースでは、それらの評価を引継ぎます。それ以外のケースでは、アナリストの定性評価を活用した機械学習モデルにより、3つの評価軸の確信度を決定します。これらの評価では、ファンドのパフォーマンスだけでなく、ファンド・マネジャー情報や保有銘柄情報などを多面的に分析します。