コラム
Morningstar インタビュー マーク・フリードマン氏が語る「アンコール・キャリア」(前編)
~職場における年齢の多様性がもたらす恩恵、 人生の後半に生きがいのある仕事に就くことの重要性、 中年期の労働者が「ギャップイヤー」を考慮しなければならない理由~ ゲスト:マーク・フリードマン氏 Encore.org CEO 創立者 聴き手:クリスティン・べンツ Morningstar, パーソナル・ファイナンス/リタイアメント・プランニング・ディレクター エイミ-・アーノット Morningstar Research Services, ポートフォリオ・ストラテジスト クリスティン・ベンツ: 今日の「The Long View」にお迎えするゲストは、作家であり企業家でもあるマーク・フリードマンさんです。フリードマンさんは人生の後半に生きがいのある仕事を求める人々を支援する「Encore.org」の創立者であり、社長兼CEOで、『How to Live Forever: The Enduring Power of Connecting the Generations(永遠に生きるには:世代をつなぐ永続的な力)』の著者でもあります。また、米国22都市で50歳以上の人々が、低所得層の小学生の学業成績を向上させ将来の可能性を広げることに取り組む「Experience Corps」を共同設立しました。 フリードマンさんは、「Encore Fellowships」プログラム創設の陣頭指揮も執りました。このプログラムは、熟年期の個人が、蓄積したスキルを社会にインパクトを与えることに焦点を当て、人生の第二幕に活かすための1年間のフェローシップです。「Purpose Prize」は、人生後半期にある社会起業家を対象に毎年10万㌦を授与する賞です。フリードマンさんはスワースモア大学で学士号を取得され、イェール大学経営大学院でMBAを取得されています。フリードマンさん、「The Long View」へようこそ。 米国の退職の変遷と社会保障制度 ベンツ:米国における退職の変遷と高齢期を変革する上で社会保障制度が果たした極めて重要な役割について、あるプレゼンテーションであなたが論じておられるのをうかがいました。高齢化がどのように進展し、高齢化に対する私たちの考え方が長年にわたってどのように変わってきたかについてお話しして頂けますか。というのは、これらは非常に示唆に富む歴史の教訓だと思うからです。 マーク・フリードマン氏(以下敬称略、フリードマン):米国の社会保障法は1935年に制定されましたが、その主な目的は高齢者の経済的安定を図ることでした。これは、米国史上、最も偉大な政策の勝利のひとつであったと私は考えています。しかしその背景には、若者の失業率が非常に高かった時代に、高齢者を離職させるためのインセンティブを与えるという意図がありました。社会不安が現実のものになる懸念があったからです。その時点では、人々が社会保障の「小切手」を受け取りながら過ごす時間はさほど長くはないと予想されました。実際、この法律を成立させた若い「ニューディーラー」(ニューディール政策の推進者)たちは、オットー・フォン・ビスマルクが制定した19世紀後半のプロイセンの軍人年金をもとに年金支払い開始年齢を65歳と定め、自分たちは年金を1円も支払わずに済むだろうと確信していました。 こうして社会保障法は1935年に成立し、1941年、アイダ・メイ・フラーというバーモント州ラドローの簿記係の女性が退職し、最初の社会保障受給者となりました。しかし驚いたことに、彼女はなんと100歳まで生きました。ビートルズが米国に来るのを見ましたし、アポロ11号が月面に着陸する瞬間も見ました。そしておそらく彼女は米国史上最高金額の宝くじ当選者の一人でもあったと言えます。なぜなら、本当にわずかな掛け金を支払っただけで、何万ドルもの年金を受け取ったと思われるからです。 ある意味で、「長寿革命」がやってくる予兆は、人々がこれほど長生きするようになる前からすでにありました。つまり、65歳以降は、人生のご褒美としての数年の安息期間をはるかに超えて、人生の独立したひとつの「章」となる可能性があると考えられていたのです。 アーノット: […]
<ファイナンシャルアドバイザー> ロジャー・フェデラーに学ぶ「小さな勝利」の威力――長期的な投資の成功をつかむ鍵
一瞬のごくわずかな優位性が、やがてとてつもない結果を生む可能性がある ダニー・ヌーナン モーニングスター ウェルス シニア・インベストメント・ライター 2024年10月29日 ロジャー・フェデラーはこの夏ダートマス大学の卒業式で、彼のテニスキャリアからの深い洞察について語りました。
今さら聞けない、インフレ話に出てくる「CPI」とは?米FRBは「CPIよりPCE」を好むワケ
インフレを語るときに必ずと言って良いほど登場するキーワードが、消費者物価指数(CPI)だ。だが、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利決定には、もう1つの政府報告書である個人消費支出価格指数(PCE)の影響のほうが大きい。そもそもCPI、PCEとは何を意味し、それぞれの指標をどう読み取れば良いのだろうか。
<How to Retire: 幸せなリタイアメントのために>
退職後の支出に柔軟性を保つには デレク・サープ氏が語る、退職後の支出を調整する方法 こんにちは、モーニングスターのクリスティン・ベンツです。「How to Retire:幸せなリタイアメントのために」へようこそ。これは、私の著書「How to Retire」の出版と並行した企画で、識者へのインタビューを通じて退職後の暮らしをいくつかの側面でより良くする方法について、ちょっとした知恵を提供していく予定です。 今日は、保有しているポートフォリオから老後資金として引き出す金額が妥当であるかどうかを確認する方法に焦点を当てて考えます。このテーマのために、老後資金の取り崩しについての超オタク的な専門家であるキッチェス・ドットコム(Kitces.com )のシニア・リサーチャー、そしてサザン・メイン大学でファイナンスの助教授をされているデレク・サープさんをお招きしました。退職後の取り崩し額を調整することで、生涯にわたってより多くの支出を可能にする具体的な方法についてのデレクさんの研究が、私は大好きです。彼の研究は、特に退職後の資産取り崩しなどの計画を立てていない人にとって非常に実用的で役立つと感じています。
<マネジャー・リサーチ>インデックスファンドの指数変更:目には見えない事実
連動を目指す指数の変更は時に驚くべき結果を生む ダニエル・ソチロフ モーニングスター・リサーチ・サービシズ シニア・マネジャー・リサーチ・アナリスト
<The Long View インタビュー> キャシー・ストークス氏が語る あなたを狙う詐欺から身を守る方法(後編)
相手の素性を確かめること、被害を届け出て情報を共有する 世界最大の高齢者によるNPO「AARP」の詐欺防止担当ディレクターが、今後増加しそうな金融詐欺、必ず行うべきデューデリジェンス、被害に合った場合に届け出をする意義などについて語ります。 今回のゲストは引き続きキャシー・ストークス氏(以下敬称略)です。キャシーは世界最大の高齢者によるNPO「AARP」の詐欺防止プログラムのディレクターであり、詐欺が高齢者の経済的な安定にもたらすリスクについて高齢者を教育するAARPの取り組みを主導しています。後編では全米に広がる詐欺の手口や、被害を避けるためにすべきこと、被害に遭った場合になぜ情報共有が重要かなどをお聞きします。 (※AARPは、50歳以上の会員を持つ全米、そして世界最大の高齢者によるNPOである。以前は「American Association of Retired Persons(全米退職者協会)」であったが、1999年から「AARP」が正式名称となった。) <大手金融機関を名乗る詐欺も>
<The Long View インタビュー> キャシー・ストークス氏が語る あなたを狙う詐欺から身を守る方法(前編)
急増する投資詐欺、狙われているのは高齢者だけではない 世界最大の高齢者によるNPO「AARP」の詐欺防止担当ディレクターが、暗号資産関連の詐欺の脅威の高まり、最もリスクが高いのは誰か、投資家が注意すべき詐欺の手口について語ります。 今回のゲストはキャシー・ストークス氏(以下敬称略)です。キャシーは世界最大の高齢者によるNPO「AARP」の詐欺防止プログラムのディレクターであり、詐欺が高齢者の経済的な安定にもたらすリスクについて高齢者を教育するAARPの取り組みを主導しています。キャシーは現在、国際金融犯罪捜査官協会理事会の諮問委員、および北米証券監督者協会の高齢者問題委員会の諮問委員を務めています。キャシーは、連邦準備制度理事会の詐欺情報の共有に関するワーキンググループにも参加しています。AARPに参加するまでは、自身の会社であるKSM Communicationsを経営し、ブルッキングス研究所、アーンスト・アンド・ヤング、マーサー、従業員福利厚生研究所で広報のさまざまな役割を果たしました。ピッツバーグ大学で修辞学とコミュニケーションの学士号を、ジョンズ・ホプキンス大学でアメリカ政府の修士号を取得されました。 (※AARPは、50歳以上の会員を持つ全米、そして世界最大の高齢者によるNPOである。以前は「American Association of Retired Persons(全米退職者協会)」であったが、1999年から「AARP」が正式名称となった。)
<ファイナンシャル・アドバイザー> マイケル・キッチェス氏が語る:ファイナンシャル・アドバイザーが知っておくべき5つの潮流
そして、アドバイザーが競争力を維持するために自身に問いかけるべき1つの問い
2024年7月末 ランキング&コラム
○ 今月のランキングは以下の内容です。 2024年7月末時点の様々なランキングやデータをご紹介します。 /「世界のマーケット」 / NISAつみたて投資枠対象ファンドの運用実績 / 「5年間継続して資金純増の人気ファンド」 / 「1年間継続して資金純増であった人気ファンド」 / 純資産500億円以上の人気ファンドランキング / 「新規設定投信 設定額ランキング」 / 「単位型投資信託 純資産Top50の運用実績」 / 「外国籍投信(国内販売、純資産100億円以上)の運用実績」
<レケンタラー・レポート> まるで投資信託? バークシャー・ハサウェイという株式
分析し尽された企業についてのフレッシュな考察 モーニングスター リサーチ ダイレクター、レーティング チーフ ジョン・レケンタラー 『はるか昔にバフェット氏は筋金入りのバリュー投資家であることをやめ、その代わりに自分が素晴らしいと考える企業を手頃な価格で探すようになりました。彼が現在、素晴らしい会社を所有しているかどうかは、私が言うことではありません(明らかな成功例であるシーズ・キャンディーズは別として)。しかし、その価格は確かに手頃です』 John Rekenthaler、Morningstarリサーチ・ヴァイスプレジデント
<サステナブル投資> 誕生から20年 ESGの足跡と存続している理由
ESGとサステナブル投資について知るべき12の事柄と、今後20年間の展望 Morningstarサステナビリティ エディトリアル・ダイレクター レスリー・ノートン Morningstarシニア・プロダクト・マネジャー チャリティ・ブルー 投資を続けていると、おそらく「ESG(環境・社会・ガバナンス)」という用語に遭遇したことがあるでしょう。今年で20周年を迎えるESGという概念は、企業や投資の環境・社会・ガバナンスに着目した分析を意味します。ESGは「社会的責任投資(SRI)」と呼ばれる初期のアプローチから進化したものです。場合によっては、ESG分析を含む幅広いアプローチを含む「サステナブル投資」というさらに広範な用語と混同されることもあります。ここでは、ESG誕生に至るまでを詳しく説明します。
<レッケンタラー・レポート> 私が捨て去った3つの投資についての誤謬
時間の試練に耐えられなかった「真実」 モーニングスター リサーチ ダイレクター レーティング チーフ ジョン・レケンターラー <誤解へ導く「通念」> 私は歴史を心に留めています。過去から学んで同じ過ちを避けることは大抵の場合ありがたいことですが、過去を思い出せない人々が同じ過ちを繰り返す定めだからというわけではありません。様々な記憶をもつことで競争上優位になるからでもありません。研究者は若いほど頭の回転は速いけれど、思考を深めるための知見の蓄積は乏しいものです。
地政学リスクが株式市場に及ぼす影響を評価する際は、 収益が世界のどこで発生しているか地域的起源を考慮すべきである
Morningstar グローバル株式指数が明かす収益の地域別データに注目 2024年7月 Morningstar Index ストラテジスト ダン・レフコヴィッツ
市場急落をうけての投信市場動向、一部でパニック売りも逆張り投資家も存在
2024年8月9日 モーニングスター・ジャパン マネジャーリサーチ部長 元利 大輔 2024年8月の市場は乱高下している。日経平均は2日(金)に前日比2,216.63円下落(5.81%下落)の35,909.70円、5日(月)は過去最大の下落幅となる4,451.28円の下落(12.40%下落)の31,458.42円となり、7月末の39,101.82円から一気に下落した。為替相場も大きく動いており、7月末の1ドル150円前後の水準から、5日には一時1ドル141円台まで円高が進行した。これらの市場の動きをみて、投資行動を起こした投資家は少なくないであろう。今回は日本籍の公募投資信託のうち、確定拠出年金専用、ならびにファンドラップ/SMA専用ファンド以外のファンドについて、8月の月初5営業日である7日(水)までの資金フローデータを用いて、投信市場における投資家の動向を見ることとする。
<Morningstar The Long View インタビュー (後編)>
あなたは吝嗇家(りんしょくか)? それとも浪費家? お金への姿勢の違いでカップルが不和にならないための知恵
<Morningstar The Long View インタビュー (前編)>
あなたは吝嗇家(りんしょくか)? それとも浪費家? お金に対する性格はどう形成され、お金への姿勢は人間関係にどう影響するか ゲスト: スコット・リック氏 ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネス 准教授 聴き手: クリスティン・べンツ Morningstar パーソナル・ファイナンス/リタイアメント・プランニング・ディレクター エイミー・アーノット Morningstar ポートフォリオ・ストラテジスト 今回のゲストはスコット・リック氏です。スコットさんは、ミシガン大学ロス・スクール・オブ・ビジネスでマーケティングの准教授を務めています。新著に『Tightwads and Spendthrifts: Navigating the Money Mindefield in Real Relationships』(St. Martin’sプレス)があります。2007年にカーネギー・メロン大学で行動意思決定研究の博士号を取得し、その後ウォートン大学でポスドク研究員として2年間を過ごしました。彼の研究は、消費者の金融意思決定の感情的な原因と結果を理解することに焦点を当てており、特に吝嗇家と浪費家の行動に関心があります。 ※本編ではスコット氏の新著について質問をしています。吝嗇と浪費などお金対する性格や姿勢に焦点を当てた画期的な研究に基づき、実際の生活や人間関係を改善するための様々な提案が回答されています。 ※ 本稿はMorningstarによるスコット・リック氏へのインタビュー「The Long View」をモーニングスター・ジャパンが翻訳したものです。インタビューのヴィデオ(英語)はこちら(https://www.morningstar.com/personal-finance/scott-rick-are-you-tightwad-or-spendthrift )からご覧いただけます。 ※ 本稿は情報提供のみを目的としており、特定の投資対象・投資資産などを推奨するものではありません。投資は個人の責任において行ってください。
史上最強の投資家ウォーレン・バフェットが貫く「投資5原則」、投資する銘柄はこう選ぶ
― バークシャー・ハサウェイが投資する企業に共通する遺伝子コード ― 「投資の神様」として知られる米著名投資家ウォーレン・バフェット氏。2020年に日本の総合商社の株式を取得したことをきっかけに、日本でも注目される機会が増えた。今回は、同氏が率いる世界最大級の投資会社バークシャー・ハサウェイのポートフォリオを構成する企業の共通点から導き出した、バフェット氏の「投資原則」を解説する。 執筆:エイミー C. アーノット モーニングスター・リサーチ・サービシズ ポートフォリオ・ストラテジスト
日本市場には『世界一魅力的な<小さなポケット>』がある 後編
<Morningstar The Long View インタビュー(後編)> 日本市場には『世界一魅力的な<小さなポケット>』がある 長年のアジア株投資家が語る構造変化、新たな株主尊重、日本株への投資機会 ゲスト: カール・ヴァイン氏 M&G アジア投資共同責任者 聴き手: クリスティン・べンツ Morningstarパーソナル・ファイナンス/リタイアメント・プランニング・ディレクタ- ダン・レフコヴィッツ Morningstarインデックス ストラテジスト
日本市場には『世界一魅力的な<小さなポケット>』がある 前編
<Morningstar The Long View インタビュー(前編)> 長年のアジア株投資家が語る構造変化、新たな株主尊重、日本株への投資機会 今回のゲストはカール・ヴァインさんです。カールさんは、英国を拠点とする資産運用会社であるM&Gのアジアン・インベストメントの共同責任者です。 2019年にM&Gに入社、日本およびより広範なアジアの株式戦略の管理チームに所属されています。 M&G以前は、2014年に設立されたオックスフォードに拠点を置くブティック型投資会社Port Meadow Capital Managementの共同設立者でした。 また、香港SAC Capital Advisors、TPG-Axon Capital、ロンドンと東京のPrudentialでも勤務されました。オックスフォード大学ご卒業です。
やっぱり今は「AI」に投資すべき? 驚きの検証結果、ITバブルで儲かったのはたったの…
― 25年前から現在に至る「インターネット株」に学ぶ ― 驚くべき進化を遂げるAI技術が今後の世界を劇的に変えるであろうことは、疑う余地がないと言えるが、投資という観点ではどうだろうか。現在のAIに対する熱狂ぶりから思い起こされる約25年前の「ITバブル」を例に、モーニングスターのレーケンターラー氏が「AI企業は長期投資に向いているか」について徹底検証する。
「投資の神様」バフェットの株主総会から、 14歳のわが子に学んでほしい「9つの教訓」
モーニングスター・インデックス ストラテジスト Dan Lefkovitz May 7, 2024 「投資の神様」として知られるウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、5月4日に年次株主総会を開いた。米調査会社モーニングスターのストラテジスト、ダン・レフコヴィッツ氏は、14歳の息子と現地で参加をしたという。今年の総会でのバフェット氏の言動から、息子に学んでほしいと切に思った「人生の教訓」とは何か。 執筆:Morningstar 翻訳校正:FinTech Journal編集部
2024年4月末 ランキングコラム
「JITRIランキング」2024年4月末 ○ 新ファンドの設定額ランキングでは今どんな投資対象に対するニーズが販売会社または投資家にあるのかがわかります。
ニューヨーク・タイムズの大風呂敷
「退職の危機(Retirement Crisis)」が存在する証拠はない モーニングスター リサーチ ダイレクター、レーティング チーフ ジョン・レケンターラー <繰り返される“退職の危機”説> ニューヨーク・タイムズは2024年3月に「米国にせまる“退職の危機”を迎え撃つ」という見出しで、ブラックロックのCEOであるラリー・フィンク氏についての記事を掲載しました(オンライン版では「なぜラリー・フィンクはリタイアメントについて再考したいのか」というタイトルになっています)。